トライアスロン姉妹
あかねさん、ゆりねさん
自転車に青春をかけるトライアスロン姉妹を取材
たくさんのサイクリストに愛される、若松区のコスモス街道から響灘(ひびきなだ)ビオトープにつながる、長く爽やかな道を、駈けていく姉妹のサイクリスト。自転車もウエアも赤で統一されて、女性らしいコーディネートながら、その漕ぎ姿はとても女性とは思えない力強さ。ちょっと立ち止まって話を聞かせてもらいました。
「お母さんが通うスイミングスクールについていって一緒に泳ぎ始めたのがスポーツとの出会いでした」と語るのは姉のあかねさん。ずっと水泳をつづけていましたが、中学生の頃に「トライアスロンをしてみないか」 というお父さんの勧めでトライアスロンへ転向したそうです。「学校で陸上部。授業を終えてからは自転車に乗り換えて、帰宅後は水泳教室で夜9時まで泳いでいます」と常人では真似できないトレーニングの事を妹のゆりねさんが笑顔で語ってくれました。
質問に「目標はオリンピックです」躊躇なく答える姉妹。2人そろってオリンピックにトライアスロン選手として出場するのが夢という。「練習はキツイし、たまに嫌になる事もある」と今時の高校生らしい、あどけない笑顔で話してくれましたが「オリンピック出場のためには全国の大会に遠征しなければならないしトレーニングの時間もたくさん必要。学校や両親からはそのための十分な支援を受けているので、期待には応えたい」と、強い意気込みを語ってくれました。
「ありがとうございます。オリンピックもそうですが、自転車はこれからも乗ってゆきたいと思っています。大学に入っても、大人になっても、続けてゆきたいです」
あかねさん平尾台(ひらおだい)が好きですね。上り坂はキツイですが、景色がとてもきれいです。
ゆりねさん北九州空港までの道のりが好きです。橋は風が強くてキツイですが、それでも好きですね。その周辺の車通りの少ない田んぼ道も、のんびり走れて好きです。